神馬がしずかに人々を迎える、外宮参道のかたわらの厩舎。三重県伊勢市本町16-5。
豊受大神宮(外宮)の火除橋を渡ってまもなく、表参道の右手に見えてくる木造の厩舎が「御厩(みうまや)」です。ここには神様にお仕えする神馬(しんめ)が飼育されており、毎月1日・11日・21日の朝には正宮前へ参進する「神馬牽参(しんめけんさん)」が行われています。
神馬は皇室から献上された馬で、天皇陛下や皇室にゆかりのある名がつけられます。参道を静かに進む白い神馬の姿は、多くの参拝者の目を引く外宮ならではの光景です。厩の中で穏やかにたたずむ姿を間近で見られることも多く、参拝の折にはぜひ足を止めてご覧いただきたい場所のひとつです。
簡素な板張りの建物は周囲の杉木立と調和し、派手な装飾はありません。それでも参道を行き交う人々が自然と立ち止まる、外宮らしい静けさをたたえた一角です。
大鳥居をくぐり、正宮へ向かう神馬牽参の様子。神職に導かれ、参拝者が見守るなかを静かに進みます。